④のつづきです。
第一回調停④持ち物は? - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~
(第一回調停の記事は次の⑥で終わりです。)
話し合いの争点は離婚する・しないから→婚姻費用について変わりました。
夫は妻が悪いのに俺が金を払う義務はない、むしろ妻から慰謝料をもらいたい、の一点張りだそうです。
(慰謝料をもらいたいのはこちらですが、モラルハラスメントで慰謝料請求が難しいということは当事者=夫が認めないからだということがよくわかりました。)
私の方は家に戻ることは気持ちの面で絶対にないので「婚姻費用(生活費)」をもらいたいと主張しました。
調停委員さんからも「家に戻ることを考えてみては?」などという提案もなく、婚姻費用の金額の話し合いにすぐ変わりました。
夫からは「お前にそんなもの支払う義務がないどころか被害者のこちらが慰謝料をもらうべきだ・お前はなんて図々しくて金にがめつい奴なんだ!」と言われて話し合いにならなかったのでやはり調停制度は有り難いものだと痛感しました。
(※婚姻費用を請求するのは認められた権利です。)
弁護士さんと事前の打ち合わせで当日調停で話の展開がこうなることが予想されていたので収入や支出に関しての資料をある程度用意し、当日持参して行きました。(本来は事前に手続きをとって提出しておく形が好ましいようですが、当日の話の流れで必要になったものなので提出が認められました。)
私が持参していたものは、
・課税証明書(非課税証明書)※自分のもの
・課税証明書or所得証明書 ※夫のもの→詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
準備を制する者は離婚調停を制する!~別居までにしておいてほしいこと~ - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~
・夫の給与明細
・夫の源泉徴収
・現在(別居中)の支出表(自分で作成)
そのうち自分の非課税証明書と夫の前々年度の源泉徴収を提出しました。
ここから算定表を用いて婚姻費用を決定して欲しい旨伝えました。
※婚姻費用算定表とは・・・
裁判官の共同研究の結果、標準的な婚姻費用を簡易迅速に算定することを目的として作成された表のことをいいます。 現在、家庭裁判所の調停や審判では、この算定表が、参考資料として、広く活用されています。
つまり適正額早見表、といったところでしょうか。
算定表は裁判所ホームページにあります。
(※子供の有無、人数・年齢によって算定表はいくつにも分かれています。)
私の場合、子供ひとりで0~14歳なのでこちらの表を用います。
これでお願いしたい旨調停委員に伝え、2回目の話が終わりました。
⑥に続きます。
第一回調停⑥1回目まとめと次回への課題 - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~
参考URL:裁判所