私はこの離婚調停でほぼ自分の希望条件で離婚を成立することが出来ました。
それには前回の記事に書いた5箇条ともうひとつ大事なことがあります。
それは
「常識的な主張をする」
これです!
例えば資産が500万の配偶者に、不倫されたからと1億の慰謝料を請求する人間がいたらどう思いますか?
”払える訳ないじゃん”
こうなりますよね。
自分が受けたものを金銭に換算するとそれくらいになるというお辛い気持ちは理解出来なくもありません。しかしそんなことを言ったところで支払う能力がないのだから払ってもらえる訳がありません。
例え相手の実家が資産家だからといってもそれとこれとは別問題だそうです。
(もちろん心の底から相手に申し訳ないという気持ちがあって一生懸けて払います、なんて人がいるかもしれませんが。だいたいそういう人は話し合いで解決出来ます。)
私は話の通じないモラハラ夫を相手に調停を申立てました。
自分はこのような主張をしました。
- 離婚したい
- 子供の親権は私
- 養育費を算定表に沿った相当額支払ってほしい
- 財産分与をしほしい
これです。
いたって常識の範囲内だと思います。
元夫はひどいモラハラでうつ病になりましたが、モラハラに対する慰謝料の請求はしませんでした。
(そのことについては詳しくはこちらの記事に書きました。
モラハラ夫から慰謝料が取りたい!取れるの? - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~
)
これに対し、夫の主張は毎回コロコロ変わりました。
- 離婚しない・してもいい
- 親権ほしい・あげる
- 面会したい・しなくていい
- 養育費は支払わない。でも自分が親権を持つなら払ってもらう。
- 勝手に家を出ていかれたので慰謝料と損害賠償を支払え
などなど。
もはや何を言っても信じてもらえないですよね。
こんなふうに主張が変わることが調停の期日を重ねる度にどんどん見えてきて・・・調停委員さんたちも聞き流しているようでした。
元夫の言うことは「一応こんなことを言っていたので伝えますが本気かどうかわからないですね」などと言うようになりました。
私の場合は相手(夫)がいつも通りの変な奴をさらけ出してくれたお陰でほぼ希望条件で離婚出来ました。
相手がラッキーだったという考え方もありますがモラハラ人間にはこういう人が多いそうです。(弁護士さん談)
なので当たり前のようですが、基本を守って調停に挑んでほしいと思います。
ご拝読ありがとうございました。
akari