養育費は子供の年齢が上がったり、収入が少しでも変わると都度変更するのか?
についての記事です。
裁判所のホームページを見ると「養育費」の算定表一覧があります。
子供の人数・年齢に応じてその表が変わります。
子供の人数はいる子供の数として変わるものではありませんが年齢は0~14歳と15歳~の2つに分けられています。
子供の年齢が高いほうが養育費の金額も高くなります。
その理由は15歳以上(一般的には高校生)のほうが主に学費にお金がかかるからだそうです。
ここで疑問に思ったのが、
「子供の年齢が上がったら養育費は上がるのか?」
ということです。
(何度も言いますが離婚しても仲が良く優しい方は、都度入学金・学費や修学旅行費・部活動費などの援助をしている方もいると聞きます。)
↑そんなことはモラハラが原因で調停でまで揉めて離婚したい人には関係のない話です。
少し話は逸れましたが、子供の年齢によって養育費算定表は異なります。
そこで、子供の年齢が15歳になると養育費増額は行われるか?ということです。
弁護士さんに聞いたところ、
「NO」
つまり、一度決まった額はそう簡単には変わらないんだそうです。
(特にDV・モラルハラスメントの人といちいち調停などを起こすとまた大変なことになる人とはやらないほうが賢明だそうです。)
つまり、
最初に決める金額がとても重要になるということです!
”4万円なら離婚してくれるって言ってる”
”早くケリをつけたい”
とても悩むところだと思います。
でも相手はなんて言ってもモラハラ野郎。
あとで増額を申し出たらなんと言われるでしょう?
(私の夫は何しでかすかわからないような異常思想の持ち主です。)
最初が肝心です。
どうか諦めないで下さい。
養育費は非監護親には支払う義務。
監護親には受け取る権利があります。
養育費をもらったところで子供を育てるのには多くのお金がかかります。自分で稼げてお金の心配のいらない人はいいですが多くの人が諦めてしまい貧困層にいるとのデータがあります。
きちっと約束をして養育費を受け取っている人は24%程度というデータもあります。1/4弱です。
そしてもらっている人の平均額は4万3700円程度だそうです。
これを見ると、4万円支払ってもらえるならラッキーなほう!
と考えないでほしいです。
算定表という相場があり、調停では合意には至らなくても審判という方法で養育費は決定してくれます。
そんなことまでして金をもらうなんてセコいですか?
(元夫にこう言われました。金の亡者だとも・・・)
なぜ育ててるほうだけ悪者・バカ者扱いされるんですか?
知らん顔して払わないでいるほうにはそんな言葉は向かないのに・・・
そもそもシングルマザーって母親だけが悪いのですか?
離婚に至った経緯はもちろん両者に原因があると思いますが、離婚歴がある男性よりひとりで子供を育てている母親のほうに世間は冷たい視線を送ります。
なんだか調停や養育費とは関係ない話を長々してしまいすみません。
私が常日頃から悔しいと感じている点です。
今回の記事の結論は、
一度決めた養育費は簡単には変わらない!
なので最初に妥協せず戦うことが肝心!
でした。
絶対に話合いよりか高い金額になると思います。
※元配偶者が再婚し、子供が生まれたり養子縁組をしたりすると当然新しい家族にお金がかかるという理由で減額はあるようです。また、こちらが再婚などをするとまた変わってくるそうですが今回はあくまで「離婚時の取り決め」についての養育費について書きました。
ご拝読ありがとうございました。
akari