1日とんでしまいましたが、
前回までの記事で、私の元夫がモラルハラスメント・モラハラだったこと。
それから "モラハラとは何か" について考えてきました。
次に、モラルハラスメントとどうやら関係がありそうな、
「パーソナリティ障害」について考えてみたいと思います。
ここでこちらの本を参考にさせて頂きました、
「ウルトラ図解 パーソナリティ障害」
林直樹 法研 平成30年6月26日
まず、「パーソナリティ」とは何かについて触れないといけません。
以前まではこの病名は「人格障害」と呼ばれていたそうですが、英語のパーソナリティを和訳したとき、人格とは別の意味も持つということ、そして誤解を招くということでパーソナリティ障害と呼ぶようになったそうです。
パーソナリティとは、
持って生まれた”気質”と後天的に形成される”性格”を併せたものです
次に、誤解されることが多いことに、
パーソナリティ障害にはいろいろな種類がある
ということです。
(私は自分のモラハラ夫を自己愛性パーソナリティ障害だと思っていますが、パーソナリティ障害という障害名が全てこの性格を持っているものだと勘違いしていました。)
共通して見られることに、
パーソナリティ障害の人は、物事の受け止め方が極端だったり、考え方が偏っていたり、柔軟性に欠けている=著しい偏りがある
また、本人は自分の言動に問題があることを自覚していない
ということが挙げられるそうです。
ここまではモラハラ夫に100%当てはまります。
主な症状に、
- 「全」か「無」か、両極端な認知をする
⇒人に対しても現れる。仲の良かった人と小さなことで揉めた途端に非常に攻撃的な態度を取ったりする
⇒人を常に自分より上か下かで考え、対等な関係を築けない
- 自分が良いと思うことは、他者も良いと思うと思い込んでいる
⇒自分と自分以外の境目を認識しにくい。自分の問題を周囲の問題として捉える傾向にある
⇒「自分が損をしている」という思いが鬱積(うっせき)しやすい
- 人を信じられない、人に安心感をもてない
⇒人と深い関係が築けない
⇒人の思いを信用できない
- 高すぎるプライドと劣等感が同居している
⇒自分自身の認知が周りとずれている
⇒自分自身のイメージを理想化し、万能であるかのように思い込む
⇒強すぎる劣等感を持ち、常に他者からの評価を気にする
- 衝動的行動が発生することがある
⇒そのときの感情や思考によって突き動かされる
⇒怒りの感情を生じやすく、ときに危険な行動にでる
これらが主な特徴だそうです。
びっくりするくらい私のモラハラ夫は当てはまっていて、興味深く読み進めました。
では、こういった特徴を持っているということは、
「モラルハラスメント」と呼ばれる人間になるのでしょうか?
もう少しこのパーソナリティ障害について、そしてモラハラとの関係について深く探っていきたいと思います。
次の記事は「パーソナリティ障害の種類と特徴について」です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari