人を変えることも、自分も変えることも出来ない
モラ夫と離婚し、「他人を変えることは不可能」ということを再認識しました。
ついでに、「自分を変えることなら出来るけど」という言葉もありますが、
私には自分自身が変わることはあっても、意図的に変えることは難しいのではないかと思っています。
私はモラ夫との結婚によって「変わり」ました。
今みたいに性格悪くありませんでした。
もっと他人にも優しかったと思います。
そして人の意見に流される”弱い人間”だったと思います。
結婚後、すぐに始まった夫のモラハラ。
最初のうちは、夫の言うように、言うようにと尽くしました。
でも、どれだけ言われた通りに行動しようとも、言われるのは感謝ではなく文句。
苛立ちよりは悲しい気持ちになることが多かったです。
思い描いた「理想の家庭像」を夢み、
関係を改善させようと、どれだけ努力したことか。
（理想の家庭像を押し付けることが、いけないことだということも離婚後に知る。）
結婚したのは10年前。
まだモラルハラスメントと言う言葉もあまり一般的ではなかった頃。
結婚生活が破綻するのは、”我慢や努力が足りない” という風潮が強かった。
（今もそういった傾向はありますが）
私も、関係改善の為に私が出来ることは全てしました。
結局、夫が変わることはなく、別居から離婚に至った訳ですが・・・
そして、離婚に向けて、法律関係の本から始まり、
モラハラ・子どもに関することなどたくさんの本を読みました。
そして分かったこと。
なんだ、こんな単純なことだったんだ。
自分を責めたり、追い詰められたり、努力したり、
全てが無駄だったとは言わないけど、
ここまですり減らす必要なかったんだ。
多くの本に、被害者の方に向けてそんなメッセージが書かれています。
私もやっと理解しました。
これからも続く、人間関係・ゴタゴタ。
もちろん開き直って生きていこう、努力なんかしない！という意味ではなくて、
自分は自分として生きていこう。
嫌なことより楽しいことに、エネルギーを使える人生にしたい。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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akari
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