前回の記事で、
現在収入がゼロでもそれを相手方(夫)が認めてくれない場合、どのように話し合いが進むのか
というところで終わりました。
私もそうでした。
現在収入はゼロ、子供は小さい、自分はうつ病。(夫からの嫌がらせによるもの。カサンドラ症候群の症状も完全に当てはまっていると感じていました)
これを主張しても夫は「それはおかしい、断固として認めない」という姿勢でした。
そこで夫側は、
- 健康面で就業可能であること
- 子供は預ければいいこと
を主張しました。さらに申立人(私)は充分に働けるので、
「年収は自分と同額」
と主張してきました。
・・・これには開いた口がふさがりませんでした。どこをどう計算したんだ?というより、計算したらまずこんな数値にならないから「同額」と言ったんだと思いますが...
いやいやいや、ブランクあって、資格なくて、幼児抱えて、コロナ渦まっただ中で、
どこにこんなおばちゃん雇ってくれる企業があるんですか?
・・・という訳で相手方(夫)の養育費の適正額は、
「2万円」
と言ってきたんです。
こちらが支払い義務者と権利者が同額だった場合の算定表です。
○が若干ずれています、ごめんなさい。
・・・2万円って。
仮に同額稼いでも2~4万円の枠内の下のほうではないと思うんですが。。
もうこうなると話し合っても無駄なんです。
はい、いつものモラハラ野郎の得意技でました。自分の独自理論をさも全世界の常識のように押し付ける。
調停委員さんも「それはないと思いますよ」
と言ってくれたそうですが、頑なに拒否したそうです。
ただ、話し合いを先延ばしにしたかったようで「もう少し考えたい」と結果を先送りにしました。
そう、夫は時間をかけて私が就職するのを待っているんです。
やっと、やっと本題に入ってきました。
私が正社員として登用され、安定した収入を得ればそれが「年収」になります。
このまま無職のままでは「働けるのに働かない!」と言うことしか出来ません。だから先延ばしにしたくてたまらないんです。
当然、私は私で貯金がどんどん減っているタイミングです。
婚姻費用(別居中の生活費)ももらえていない状況でお金があるわけがありません。
- 延ばして延ばして低い金額でのませよう
- はやく就職しろ
こんなことをどうやら考えているんだろう・・・と。
(もっと言えば私が死ねば払わなくて済むとさえ思っていたと思います。)
そう、つまり養育費は、
基本的に現在の収入を基本とします。
将来的に何百万稼げるかという話をしているのではありません。
そんなこと言ってしまえば相手もそうでしょう。
なので、養育費は年収が変わる度に何度も何度も変更するものではないということを含めて考えて、
別居中に急いで就職するのは得策ではない
と私は感じました。
人にもよるが、先送りにして支払い金額を減らそうと企む輩もいる。
(もちろん誰にでも当てはまることではなく、私個人の見解です)
上の算定表で義務者(もらう方=主に女性)の収入が100万円と500万円とを比べると、養育費は3万円ほど違います。就職を急ぐか急がないかでこうなります。もちろん、そんな思い通り人生も仕事もいかないし、お金だって限度があるのでそんなこと言っている場合ではないです。
(結局私の場合、収入ゼロは絶対に認め合いという夫の意見を聞き入れました。が、同額は明らかに現実的でない数字なので”無理のない程度”でパートをすることを前提とした金額を年収として計算することを承諾しました。)
それより離婚後、すぐに就職出来るように資格の勉強などの準備をしようと思いました!(資格取得に向けて・・・については今後記事にしたいと思います。)
次の記事は「子供の親権を取りたい場合、安定した収入は絶対に必要か?」という記事です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari
参考記事:養育費って収入が変わる度に変更する?
参考記事:審判に移行するって何?