【財産分与について争っていたとき、実際に私が経験した実話です】
調停中、夫に何度も実家の土地をそのまま、もしくは現金化してよこせと言われました。
・・・調停中、夫は何度も
”妻が土地を所有しているからそれを1/2分けろ。
土地を分けられないなら、その価値の半額をよこせ。
と言ってきました。
先に言っておきますが、
私は土地を所有しているという事実はありません。
また実家は持ち家ですが、私が居住している地域は都会の一等地なんてこともなければ分ける程の広さではありません。
はっきり言って何を言っているのかさっぱりわかりません。
話を元に戻して
財産分与とは基本的に、
「婚姻中、夫婦で築いた財産」を分けることです。
仮に結婚前から私が土地を所有していたとしても、それは”特有財産”であるので分与の対象にはなりません。(特有財産と共有財産についてはこちらの記事をご覧下さい)
同じように結婚後に土地を贈与されたとして、土地を所有していたとしてもこれは同じ理由で特有財産にあたる為分与対象にはなりません。
何を有りもしない事で騒ぎ立てているのかわかりません。
モラハラ人間の特徴に、
「事実ではないことを(自分の都合の良いように)事実と思い込む」
ということがあります。
本当に自分が思い込んだらそれが「正」、他のことは一切信じない人でした。
私のやること言うことは全て「悪」
もう話し合いにすらなりません。
何の話でそうなったかはわかりませんが、夫は私が土地を所有していると勘違いし、
⇒それはいつか二人のものになるから
⇒今も二人の物も同然
⇒よって分けろ
と言ってきました。もうそれが出来ると信じて疑いもなくとにかく”カネをよこせ”になっていました。
当然無いものは分けられません。
まずは「私は土地を所有していない」ということを話ました。
(そんなに信じられないなら土地の登記簿で確認してくれ、と。誰でも出来るようなので)
すると「じゃあ実家の土地をよこせ」と。
・・・夫の弁護士は仕事しているのでしょうか?
法律家でもなんでもない私にもそんなことはおかしいとわかるのに、そんなおかしな主張を止めもせず調停で堂々と発言させてしまうなんて。
これ、ただ単に 自分で自分の首を絞める 行為なんです。
おかしな妄想を膨らませ、それを発言。
こちらも否定はしましたが、真に受けて真剣に回答するのもめんどくさい、といった心情でした。
そんなとき、調停委員さんはというと、
・・・シラけてました笑
「この男、頭おかしいな」
「奥さん、苦労したんだな」
そんな同情の声が聞こえて気がしました。
モラハラ人間とは離婚するのも一苦労です。
こんなバカなこともありました。
という私の調停記録メモでした。
こんなことも実際の離婚や調停ではあるんだよ~くらいに思って頂けたら幸いです☆
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari