最低のモラハラデート【誕生日編・後編】行く場所を決めさせられる
モラハラ彼氏と迎えた私の誕生日。
1日中空けとく、などと言いつつ、当日になっても音沙汰ナシ。
仕方なく私から連絡すると、「会う?」の返事。
バカにすんな!
と思いつつ、モラ彼指定の時間と場所へ・・・
それは、「14時にモラ彼最寄りの駅に集合」という最初から悪い予感しかしない展開だった。
私は13時55分には着いた。
しつこいようだが、待ち合わせ場所はモラ彼最寄りの駅。私は電車に乗ってその駅に向かい、先に待ち合わせ場所に着いていたのだ。
”私の誕生日くらい遅れてこないだろう”
と思ったのが間違いだった。
モラ彼は「いつも通り」20分遅れてきた。
このときすでに14:20。
ここでモラ彼の生態について説明しておく。
モラ彼は、次の日に仕事があると、17時までに家に帰らないと嫌な人だった。
17時までに実家に帰って、家で家族とご飯を食べないと、疲れが取れず、次の日から仕事が出来ない、などとぬかす情けない男だった。
つまり私たちに残された時間は2時間30分。
どこに行けるだろうか。
何が出来るだろうか。
待ち合わせに20分遅れてきた上に謝罪の一言もなく、モラ彼が発した言葉は、
「今日、どうする?」
だった。
愕然とした。
どうする・・・?
なんか考えてくれてないのか?
あれだけ「akariちゃんの誕生日は~♪」と言ってたのに、当日にこちらから連絡させ、
「どうする?」だと?
もうここで私はがっかりしたが、そんな素振りを見せたら怒られるっ!!!
私は嫌な雰囲気になるのを恐れ、なるべく明るく振る舞った。
私がちょっと苛立っていることなんて微塵も気が付かないバカなモラ彼は、
「どこでもakariちゃんの好きなところに行っていいよ」
などと言ってきた。
つまりはノープランだったのだ。
そして時間もないし、行きたいところも見つからない私はモラ男に叱られ、
本屋に無言で連れて行かれ、なんと、
「行きたい場所を決めるまで、話し掛けるな」
と言われたのだ。
これはデートなのか?
誕生日なのか?
もうどこと言ったかも覚えていない。
ただただ恐怖の時間が流れた。
いつ、モラ男の怒りのポイントに触れるかわからない一触即発の危機だ。
むしろ早く解散したくて、ご飯も一緒に食べたくなくて、
その辺のビルに入り、ぐるっと回って解散したのだ。
怖かった。
怖かった・・・
こんなのってデートでもなんでもないし、
”付き合っている”
という関係でない。
そんなことにも気が付かなかった、なんて。
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