前から疑問だった。
戸籍から始まり、世間は男性優位で成り立っている。
まず、結婚。
結婚前は夫婦同姓に何の疑問も抱かなかったけど、
”女性が男性の名字になるのが当たり前”
という風潮を離婚を以ておかしいと感じるようになった。
(事実、94%の夫婦が男性側の姓を名乗るらしい)
この94%の夫婦間に産まれた子の名字は当然、父親が名乗っていたものとなる。
ところが離婚するときはどうだろう。
未成年の子がいる夫婦が離婚するとき、親権を持つのはほとんどが女性だ。
離婚した女性は、婚姻中に名乗っていた姓(夫のもの)を名乗るか、
自分の旧姓に戻すかどちらかの選択権がある。
旧姓に戻した場合、子も自分の旧姓にするか元々名乗っていた姓にするか決めなければならない。どちらにせよ、子に関しては裁判所に行って、「元夫の戸籍から外す許可」をもらわないといけない。
なぜだろう・・・
戸籍やらなんやら用意して、裁判官から”許し”をもらう必要があるのか?
一定の手続きが必要なことは理解出来るが、
離婚し、親権を持っても、「子の戸籍は夫の戸籍に入ったまま」というのが納得出来ない。
なぜ何段階も踏まないと、自分の戸籍に入れられないのか。
これこそ、戸籍制度が男性優位の上で成り立っていると思わざるを得ない。
離婚後も夫の姓を名乗り続けるなら、(元夫の許可こそ必要ないが)手続きが必要である。
女が離婚したら、戸籍から外れて、「旧姓に戻す」が前提の上だからそんな手続きが必要なのであろう。
なのに、子どもは夫の戸籍で夫の姓のまま。矛盾だらけだ。
さらに離婚後、夫の姓を名乗っていた女性がまた結婚・離婚をした場合、
自分が最初の結婚前に名乗っていた姓に戻すことは出来ない。
・・・この辺りから怒りさえ覚える。
もちろん男性でも同様なのだろうけど、男性で2度結婚して、2度とも名字を女性側にする人はほとんどいないだろう。だからそんなことは滅多に起こらない。
この夫婦同姓制度によって、損益を被るのは女性が圧倒的に多いと思う。
文句ばっか言ってないで、じゃあどうしたらいいか言ったらどうか。
そう思うだろう。
もちろん、これが全ての人における解決策ではないし、
反対意見があるのも分かる。
全ての人に平等な決まり・法律なんてないことは知っている。
ま、何を言っても結婚に失敗したダメ人間、我慢の足りなかった自我の強いオンナ、
とでも捉えられるんでしょうね。
はい、否定はしません。
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