よく、「一度結婚すると、また結婚出来る!」なんて噂を聞きます。
噂の真相はさておき、私の周りにも離婚から2年くらいで再婚した知人が数名います。
では実際に、新たに婚姻する2人のうち、どちらか・また双方が再婚(2度目以上の結婚)というカップルはどのくらいの割合でいるのでしょうか?
2018年では初婚同士のカップルが73.3%、
どちらか・又は双方が再婚(2度目以上)というカップルは26.7%でした。
これは4組中1組以上にあたります。数値で言うと、2018年の婚姻数60万件弱の中、再婚を含むカップルは15万件以上という結果でした。
この結果を見てどう感じるでしょうか?
私は、
”そんなもんか~”
くらいでした。特に多くとも少ないとも感じませんでした。
芸能人の離婚・再婚のニュースなんかを見ていると、この数字と概ね合致するのかなという印象です。
では、もう少し掘り下げて、この再婚を含む婚姻のうち、
- 双方が再婚
- 夫が再婚・妻が初婚
- 妻が再婚・夫が初婚
の割合はどうかみていきましょう。
結果は、
- 双方が再婚・・・36.6%(全婚姻のうち9.8%)
- 夫が再婚・妻が初婚・・・36.9%(全婚姻のうち9.9%)
- 妻が再婚・夫が初婚・・・26.5%(全婚姻のうち7.1%)
となりました。
ほぼ1/3づつ・・・といってもよい結果でしょうか。
私は再婚は女性のほうが圧倒的に多いと思っていたのでこちらは以外な結果でした。
もちろんお金持ちの男性は何度も結婚しているイメージがありますが、それ以外の方(いわゆる一般人と呼ばれる方)はそんなに再婚に前向きなイメージがあると想像していませんでした。
ここからは私の完全な憶測です。
私の周りには再婚した女友達は何人もいますが、男子の話は聞きません。
なので勝手に「再婚は女性が多い」と思っていたのですがそうでもないようです。
これは私の年齢と関係しているのかな、なんて思います。
はっきりとした年齢は言いづらいのですが、出産のことを考えると結婚を急ぎたい年齢です。反対に男性はまだ10年やそこら余裕があります。
ここが違いなのかなと思います。
きっと私の知り合いでもあと10年くらい経つと女性の再婚話が落ち着いて、”男性が若い子と再婚した” なんて聞くようになるのではないかな、なんて考えました。
結局だからなんなの?
という話になってしまうかもしれませんが、案外こういう話って興味深かったりしませんか?私は気になります笑
以前、今後の再婚や恋愛のことについて少し綴りましたが、それとは関係なく統計上のデータの話でした。
本日は最後に参考資料として載せております「ステップファミリー」という本からデータを引用させて頂きました。ありがとうございました。
明日は、「親の離婚を経験する子どもの数」について考えてみたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari
参考資料:ステップファミリー 野沢慎司 菊池真理 角川新書 2021.1.10