昨日、結婚するカップルのうち、どちらか・または双方が再婚というカップルの比率について記事にしました。
今回は
「親の離婚を経験する子供の数は、時代と共にどのように変化しているのか」
について綴っていきたいと思います。
2021.9.7に「日本の離婚率と調停での離婚成立率」について記事にしました。
そのときの記事にも載せましたが、
2018年の婚姻件数は約60万件、離婚件数は約20万7000件。
離婚件数のうち、未成年の子がいる夫婦は全体の約60%(約12万4000件)というデータでした。
離婚は婚姻の1/3以上
うち未成年の子がいる夫婦は3/5
です。
60%の離婚した夫婦に子供がいると言っても、子の人数は様々です。
一体何人の未成年が2018年に親の離婚を経験したのでしょうか?
約210,000人です。
子一人の夫婦・・・37%
子2人の夫婦・・・55%
それ以上の夫婦・・・8%
くらいでしょうか。(これに関するデータは調べられませんでした。私の憶測です。)
新たな婚姻数は減少傾向にある中、離婚率は上がっています。
つまり、子供が親の離婚を経験する確率も人数も増えています。
2018年でみると、出生数は91万8400人。
離婚を経験した子は21万人。
(50年前と比べると親の離婚を経験する子の確率は5倍以上になったそうです)
割合で言えば、23%にのぼります。
(※その年に生まれた未成年の数は、その年によって違うのでこの数値はあくまで多いほうをとった仮定の確率です。)
この数値をみてどのように感じましたか?
まず私は自分の子がこの「離婚を経験した未成年」の類に、入っているという事実を申し訳なく感じました。
それから、想像以上に多いと感じました。
子の周りには両親揃っている家庭ばかりなので、もっと少ない数と予想していました。
これで安心してはいけないし、安心した、ということもないのですがこの数値をどうみたらいいのだろうと考えています。
「親」にとって離婚は決してマイナスではないと思っています。
ただ、「子」の立場になって考えれば決してプラスではありません。
離れなければ命が危ない・・・という場合もあると思います。
私が感じたのは、
好きな人と結婚することは奇跡
子を授かって産まれてきてくれることも奇跡
明るい家庭を築くことも奇跡
こんなにも「家族」という組織の中でやっていくことが難しく苦痛だなんて思っていませんでした。幸せな家庭は私にとっては一瞬もなく、出来るだけの努力はしましたが「幸せな家庭」は夢に終わりました。
私が願うことは、我が子が幸せになること。
それもまた、いつになったら結果が出るかわからないし、人の幸せはいくら親でも本当の気持ちはわかりません、、、もし子供が幸せな人生だと思って生きてくれたら・・・それまた奇跡みたいなことですね。
私はこれからの新しい人生を今までよりたのしくします!
笑顔で子と過ごしていきます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari
参考資料:ステップファミリー 野沢慎司 菊池真理 角川新書 2021.1.10