モラハラ夫・モラハラ妻は簡単には離婚を承諾しない?
その答えはおそらく「YES」でしょう。
モラハラ加害者は簡単に離婚してくれません。
何年モラハラ夫と過ごしても理解出来なかったことですが、時には自分の理解が足りないせいかとも悩みましたがモラハラ夫・モラハラ妻は自分のしていることが見えていません。
なぜなら多くのモラハラ人間は自分がモラハラだと思っていないからです。
- 自分はこんなにも妻(夫)の為に家事を手伝っている(優しい旦那or妻だ)
- 子供の世話も進んで手伝っている(イクメンだ)
どんな思考回路でそう変換されるのかは全くわかりませんがほとんど何もやっていない家事育児にものすごくやっていると思っている方がかなり多くいます。
外面がよく”会社では奥さん想いの優しいイクメン”なんて人も少なくないようです。
モラハラ夫・モラハラ妻の本当の心は最後までわかりませんでしたが、
自分の支配下にあり、何でも言うことを聞く人間を手放したい訳ないですよね?
おまけにその配偶者のおかげで自分は素晴らしい人間になっているのですから。
私も(元)夫もそうでした。
1%にも満たない家事をやって「お礼を言え!」と怒鳴りつけられ、一度たりとも子供と出掛けたこともないくせにイクメン気取りしていました。
こんなんなら「俺は奥さんに任せっきりだよ~」なんて言ってくれたほうがよっぽど良かったです。
調停でわかったことですが、夫は繰り返し繰り返し、
”自分のヤサ男”ぶりと”イクメンぶり”を語っていたようです。
と同時に私の悪口も言っていました。
本当にモラハラ夫は矛盾だらけで
「俺はこんなに家族の為にしてきた」「妻は何もしないで俺の稼いだ金を使いまくっている」「子どもを虐待している」
などと言っておいて
「離婚はしない」
と言っていました。
そんなひどい妻なら離婚すりゃいいじゃんと思うような言われっぷりでしたし、反対にそんな素敵な旦那さんなら離婚したくなるはずないじゃん、というような自分を素晴らしい人間にしていました。
ここでオススメしたいのはモラハラ夫・モラハラ妻に気の済むまでしゃべらすことです。
必ず嘘と矛盾が出てきます。
もうここまでくるとこちらのものなんです。
調停委員さんはこういうところをしっかりと見てくれています。
次回、ここからつながる話として、
「調停で調停委員さんに好かれるテクニック」について書いていきます。