調停5つ目進行中の私が、
【何度も家庭裁判所に行った経験から】
感じ得たことを基に書いています。ただし、各家庭裁判所により違いがある部分もあると思いますので参考程度にしてください☆
前々回、1回目は「時間のこと」についてでした。
前回は、「調停委員さんとの接し方」。
第三回の今回は、
調停にかかるお金(弁護士なし)
について記事にしていきたいと思います。
弁護士を付けなければ、自分が申立てた側でも
(ただし、調停は平日昼間のみ行われるので仕事などに影響したマイナス分は考慮していない金額です)
よく本などに、「調停の申し立て費用は1200円の収入印紙のみ」と書いてありますが、さすがにそこまで甘くありません。
実際申立てをするときには、
が必要になります。ここまででおよそ2850円
その書類を郵便で送った場合、120~140円程度かかりますので申立てするのに約3000円かかります。
(家庭裁判所に直接申立てしに行った場合は、相手の居住地の管轄する家庭裁判所までの交通費も必要)
モラハラ離婚の場合、だいたいうつ病を患っていたりして医師の診断書が必要になるので、
- 医師の診断書3000~5000円
調停を3回経て終了したとして、
- 3回分の往復交通費。1回1000円として3000円
離婚が成立し、子を母親が引き取り入籍することになった場合は加えてこちらが必要になります。
- 戸籍を最低でも3通(450円×3)
- 子の氏の変更申立てに収入印紙800円と切手が1000円程度
子の入籍に3150円(+交通費)かかります。
(子の入籍に関する詳しい手順などはこちらの記事を参考にしてください。)
その他、あちこちに出向いて資料を集めたりコピーを取ったり電話したりと、全て併せるとバカにならない金額です。
調停は ”確かに” それほどお金もかからず、弁護士なしでも手続きは可能ですが、
1万円はかかると思ったほうがよい
そして裁判所の都合に合わせる形になるので、パートなどの場合直接収入にひびく。
※ただしこれらは全員が同じようにかかるという訳ではありません。また裁判所までの交通費も人により大きく違うので参考程度にしてください。
「安い安い」と聞いていた調停も、私は弁護士費用を除いて2~3万かかりました。(※書籍などの購入も含む)
離婚後、戸籍と住民票を取りに行ったら、「ちょうど3000円です」と言われて「高~~~っ!」と思ってしまいました。
次は調停にかかる時間・期間について記事にしたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari