本のレビュー、4回目の本はこちら、
「弁護士がここまで教える よくわかる離婚調停の本 相手方の約束を必ず守らせるために」
神坪 浩喜 同文館出版 2019.11.7
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弁護士がここまで教える よくわかる 離婚調停の本 (DOBOOKS)
離婚したい、話し合いでは解決しそうもない(そもそも話し合いにならない)から調停してみようかな・・・
調停ってどんななんだろう?
こう思ったときに手にした本です。
- 総合オススメ度:★★★★★
- 基本情報:★★★★★
- 読みやすさ:★★★★☆
- 説明のわかりやすさ:★★★★★
- この本をオススメしたい人:離婚をしたい、調停を考えている、そんな人全て
- この本に不向きな人:離婚したいが調停までは考えていない人
この本は調停をしようと思っている人は必読と言ってもよいくらいの本です。
「離婚調停」
に絞ってありますので、無駄な?協議離婚の話などは書いてありません。
離婚調停についてかなり詳しく書かれています。
私も調停前にこの本を読んでイメージが湧きました。
章別に、
- 基礎知識
- 申し立てる前にやっておきたいこと
- 申立て方法
- 生活費を支払ってくれないとき
- 調停日当日のコツ
- ある人の体験
- 争点別対処法
- 成立後の手続き
- 離婚後のこと
となっています。
まさに私のように、
- 離婚したい
- 親権が欲しい(子は未成年)
- 相手と話し合いが困難
- 養育費を払ってほしい
- 別居中の生活費を払ってほしい
こんな人にぴったりの本です。
調停を考えている人にはおすすめの一冊です。
ただ、もちろん全てがこの本の通りにいくとは限りません。
夫婦の形も離婚の形も十人十色です。
実際の話し合いの進行は誰にもわかりませんし、まさに調停中に思いもよらない方向に進んだりします。
そのことを念頭に置いて、「離婚調停」というものの一般的な進み方はこんなもの、という気持ちで読んで見たらいかがでしょうか?
お値段1760円です。
書籍の値段が高いと思うか安いと思うかは、それだけの価値を自分に与えてくれるかだと私は思っています。
私は正直お金はありませんが、どうしても不利な条件ではなく離婚したかったので何冊も本を読みました。とても参考になりました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
akari