国際ロマンス詐欺をはたらいているのは、
ナイジェリアなどのアフリカ諸国の詐欺グループでないかと推測した私。
では、
なぜ詐欺をしなければならないのか?
について考えみました。
前回の話
ロマンス詐欺 体験談 番外編 「国際ロマンス詐欺から世界を考えた」の巻
ナイジェリアの国民総所得は25万円と日本の約1/20です。
さらに進めていくと、
①識字率
- ナイジェリア・・・62%
②失業率
- 日本・・・2.4%(2019年)
- (ナイジェリア記載なし)
- 南アフリカ・・・28.5%(2019年)
③難民の人口
- 日本・・・0人
- ナイジェリア・・・29万6000人(2019年)
これら①~④を踏まえて、「誰でもその詐欺が出来る状態にある訳ではない」
と推測されます。
おそらく、(私の勝手な考えですが、)
ボスがいて、職がない若者を、通信設備のある自分の環境下で働かせているのではないか?
と思いました。
それが自分の意思かどうかはわかりません。
生きていく上でお金を稼ぐ手段のひとつとしてやっているのではないか、とも。
よく聞く体験談に、最初は日本円で10万円程度の要求があったとあります。
そこで10万円を稼いだとなれば、かなりのお金です。仮に3回振込んでもらえれば1年間の収入以上になります。
もちろん、ボスに半分ないし相当な額を引かれるとは思いますが,,,
■詐欺師の勤務時間は1日18時間
詐欺師(自称:MJ)はとにかくいつでも連絡が取れる。
医者として仕事をしている、という設定だが、いつメッセージを送っても必ず5分以内に返ってくる。しかも日本時間で18時~12時までの間だ。
パソコンの前で四六時中カモと連絡を取っているのだろう、と考えると不憫にすら思えてきた。
■詐欺師は相手(私)のことを絶対に「YOU」としか呼ばない。
おい、ジャニーさんか!
というツッコミは受け付けません笑
おそらく複数名の女性とやりとりをしているのでしょう。名前を間違ったら死活問題です。敢えての「you」なんでしょうね。
■安心させる為として、やりとりを続けるが同じ事の繰り返しで長い。
私は飽き飽きしていた。甘い言葉は毎度同じだし、何より何度も何度も、
「今何時?ご飯食べた?何食べた?」
と聞かれるのだ。
他に聞くことないのか、と思うが下手に自分の墓穴を掘ってもいけないのでこの質問に徹底しているのだろう。
結論
国際ロマンス詐欺を働く詐欺師は、365日、1日18時間という過酷な労働環境にいる。
国全体の経済状況もあまりよくない中、悪い人(ボス)がこの詐欺を考え、若者を雇ってやっているのではないか。
カモを逃すまいと必死にメッセージを送ってくるが、私のようなズボラオンナには面倒でうざったく感じるだけあって惹かれない。
もし、「月に1000USドル」などというノルマがあるなら可愛そうだとも感じてしまった。
ロマンス詐欺 体験談最終回 「こうして私はロマンス詐欺から抜け出した」の巻
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