2．これが金銭要求の手口だ
昨日の記事で、
やりとりの終わっていたはずの詐欺師から再びメッセージがきたことを書きました。
ついに、詐欺師はこのような手口で金銭の要求をしてきました。
※いろいろ突っ込みたいところはありますが、そこはひとまず後にして、まずは詐欺の概要を書きたいと思います。
詐欺の手口詳細
- 詐欺師（韓国人・フランス在住・職業：医者）がアメリカで1年で最も優秀な医者に選ばれる
- その受賞賞金は、1,500,000USドル(日本円で約1億8000万)
- しかしその賞金はフランスの口座では受け取れない
- また、その賞金は本人以外は家族しか受け取れない
- 詐欺師の家族は妻である私しかいないので、代わりに受け取ってほしいと頼まれる
- アメリカの国連所属を名乗る弁護士とやらからEメールが届く
- 君に賞金を送金するからフルネームと住所・電話番号を教えてほしいと言われる
- ただし、賞金を送金するための書類を作成したり手続きをする為に10000USドルが必要だと言われる
- 弁護士からその手続きに必要なお金をこの口座に振込んでくれと口座名を伝えられる（振込が確認出来次第、1,500,000ドルを君の口座に振り込むとも）
これが私を騙そうとした手口でした。
アメリカの国連を名乗る弁護士を登場させたり、頑張って考えたシナリオだとは思うのですが、逆に壮大すぎて嘘くさくなってますね。
ひとつひとつみていきましょう。
1．詐欺師（韓国人・フランス在住・職業：医者）がアメリカで1年で最も優秀な医者に選ばれる
もうここから笑える。韓国人でフランスで医者してる人がなんでアメリカの優秀な医者に選ばれんの？って話。
心の中は、”仕掛けてきたな～、これどうなんの？”とちょっとワクワク
2．その受賞賞金は、1,500,000USドル(日本円で約1億8000万)
これはすごい金額ですね。作り話だからよしとしましょう。
3．しかしその賞金はフランスの口座では受け取れない
んな訳ないけど、”そりゃてーへんだ”笑
4．また、その賞金は本人以外は家族しか受け取れない
これはなんとなくわかる。
5．詐欺師の家族は妻である私しかいないので、代わりに受け取ってほしいと頼まれる
私・・・妻じゃないですけど～ おかしいおかしい
代わりに受け取るも何もないでしょ
6．アメリカの国連所属を名乗る弁護士とやらからEメールが届く
ついに弁護士役きました。のちのやりとりで分かったことですが、どうやら1人2役ではなく、弁護士役は弁護士役でいるっぽい。
7．君に賞金を送金するからフルネームと住所・電話番号を教えてほしいと言われる
facebookでメッセージがきたのでもともとフルネームだったが、ちょうどそのとき沖縄物産展で購入した「紅芋タルト」（←好物♡笑）を食べていたので、
「私のフルネームは、紅 芋子です」と送った笑
住所と電話番号は大変失礼ながら詐欺相談センターのものを使わせて頂いた。
8．ただし、賞金を送金するための書類を作成したり手続きをする為に10000USドルが必要だと言われる
はいはい、これが手口ね。こういうことか、それにしても1万ドルとは随分ふっかけてきたもんだと思った。
9．弁護士からその手続きに必要なお金をこの口座に振込んでくれと口座名を伝えられる（振込が確認出来次第、1,500,000ドルを君の口座に振り込むとも）
これがびっくりどこの銀行かと思えば
「東京三菱UFJ銀行 洛西出張所 タカ○ ナオコ」
と、日本の銀行の、日本女性の名前（not Qちゃん）だった。
さらに弁護士は親切に、10000ドルは1,195,325.254円だと換算までしたものを教えてくれた。(小数点以下3ケタいらんから)
ここからのやりとりも面白かったのでまた記事にします♪
次の記事はこちら↓↓↓
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