3.振込に指定してきたのは日本の口座
ロマンス詐欺と知りながら引っかかってみました。
どんな手口で金銭要求をしてくるかが気になったからです。
詐欺師(韓国人設定)は、1億8000万円の賞金を妻である私に送金したいと言いだし、
仲介の弁護士役(アメリカ人設定)から、その手続きの為書類作成費用などの120万円を先に振込んでくれと言ってきたのである。
そもそも120万とは随分ふっかけてきたもんだ。
以前こちらの記事に書いた通り、
ナイジェリアの平均年収は約25万円です。
120万だと、およそ5年分。
日本で5年分の年収と言えばおよそ2300万円くらいになります。
いくら物価が違うとは言え、かなり図々しいな、という印象。
ま、図々しくもなきゃこんなこと出来ませんがな。
しかもその振込に指定してきた口座は、国際送金によく使われるウエスタンユニオンでなければgoogolepayなどでもなく、
東京三菱UFJ銀行 の 日本人の女性名義 の口座だったのです!
もちろん支払うつもりはない。
ここで終わりにしてもよかったのだが、私の中でどうしても気になることがあった。
この口座は誰のものなのか?
ということだ。
私は詐欺などに詳しくないので、この名義人が詐欺の一味なのか、
それとも口座を乗っ取られたり偽造されたものなのかわからない。
とにかく日本国内で動いている奴がいるということは確かだ。
私は弁護士を名乗る男(Harry:ハリー)に聞いた。
わからないフリをして。
- この口座はあなたの口座ですか?
- どこの国の口座ですか?
- どうやって振込むのですか?
と。
すると弁護士役はこう答えた。
「これは日本の口座でアメリカの国連が管理しているものだ」
と。(だから100%sureなんだ、とも)
ウッソくせ~
あ、嘘だったんだ。
もう一度私は弁護士役に聞いた。
- 口座名義人の タカ○ ナオコ とは誰ですか?あなたですか?
- あなたでない場合、どこの国籍の人でどこに所属している人か?
と。
すると弁護士はこう答えた。
「質問が多すぎる、国連のものだ。さっさと振り込め」
と。
命令されて私は腹が立った。
ここで数日弁護士(役)とは連絡せず、詐欺師のみとの連絡で一悶着あったのだが、
次に弁護士から連絡がきたときには、
「これはラストチャンスだ。今日の5時までに振込みなさい」
と、今度は 三井住友銀行 仙台支店 サ○○ イズミ (not ZARD)
とまたもや命令された。
頻繁に口座変えるんだね・・・
そりゃ5年分の年収振込んでもらえればそりゃ他の口座にしたいわな。
これで最後の予定だったのですが、
詐欺師があまりにも図太い神経の持ち主だったので、
最後にウケた話をちょろっと書きます。
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