データで比べる
離婚母子家庭の養育費受け取り率と面会交流実施率
面会交流をするにあたっていくつかの書物を読みました。
その中の1冊、2020年に発刊された小田切紀子先生と町田隆司先生のが書かれた
「離婚と面会交流」
こちらの本からデータを抜粋し、そのデータと自分の環境や意見を書いていきたいと思います。
1.母子世帯と父子世帯の数
つまり離婚した夫婦に子どもがいた場合、
母親が子を引きとる場合が約85%、父親が引き取る場合が約15%というデータです。
私の知り合いで離婚した人は年齢時期問わず何人もいますが、全員が母親が子を引き取っています。
知り合いは、子が幼いときに離婚した人が多いからでしょうか?
2.母子家庭・父子家庭それぞれの面会交流実施率
母子家庭の面会交流実施率・・・29.8%
父子家庭の面会交流実施率・・・45.5%
これは子どもの年齢にも関係してくると思いますが・・・
父親に引き取られた子の半分は母親と面会しているという結果です。
逆に父親は3割が面会しているというデータ。
この性別間での違いは、愛情の大きさと結びつけてはいけないか?
難しい問題です。
3.母子家庭の面会交流実施率
2016年離婚母子家庭面会交流
ほとんどない・全くない・・・68.2%
先程のデータと同じになりますが、母親と暮らしている離婚家庭の子どもで面会交流をしていない割合は7割。
みんな子どもに会いたくないんですか?
拒否されても調停申立てればよほどのことがない限り認められるのに。
4.母子家庭の養育費受け取り率
離婚母子家庭
養育費受け取り率・・・16.2%
(※「面会交流なし」の場合、受け取り率12.0%)
(※「面会交流あり」の場合、受け取り率25.1%)
これは低いですね。
諦めないでほしいです。
こちらも調停を申し立てれば「算定表に従った金額で」養育費の支払い命令が出る確率が高いですから。
相手が無職や再婚し、子がいると多少厳しいですけど・・・その場合はまた条件が変われば調停をしたり、方法はあるかと思います。
これ、私は何度も言っていますが、
離婚したら養育費は非監護親には支払い義務があります。
養育費を請求することは決して悪い事でないのに、なんだか「もらわない美徳」みたいな意識がある気がして悲しいです。
知らん顔して払わないで暮らしている父親のほうがよっぽどひどいと思いますが・・・・
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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