統計でみる日本2021
という本を図書館で見つけ、借りてきました。
気になるひとり親家庭にまつわることを中心に気になったデータを記事にしてみたいと思います。
数値にみる、ひとり親家庭
まずは、
ひとり親家庭は一体どれくらいの割合でいるのか?
です。
こちらの図は、先に書いた本のデータを元にグラフにしたものです。
まず、全世帯の8.9%がひとり親と子どもです。
注目すべきは夫婦と子どもという【いわゆる一般的な家庭】のちょうど1/3がひとり親と子どもの家庭にあたります。
つまり、親と子どもの世帯のうち、1/4がひとり親・3/4が両親揃った家庭ということです。
こんなにいるのでしょうか?
周りをみてもこんなにいません。
1970年からは3%程増えています。想像より増加幅は低いですが、以前から一定数いたとうことが分かりました。
続いて、
ひとり親家庭のうち、母子家庭と父子家庭の割合は?
についてみていきます。
このデータは離婚調停や親権についての記事で何度か触れていますが、
9割が母子家庭・1割が父子家庭です。
想像通りの結果・・・と言ってもよいのでしょうか。
うちも母子家庭にあたります。
日本は母子家庭の割合が高いということも載っていましたが、これは他の国と比較するには福祉の面や就労面、文化などの違いがあり一様に日本は遅れている!などと言うことは私には出来ません。
続いて、
離婚件数と離婚率
です。
離婚調停や離婚について調べていると、
2002年をピークに離婚そのものの件数や離婚率は減っているということを知りました。
何故かはわかりませんが、1/3が離婚する時代。
我慢が足りないとか、好きなように言って下さい。
私はモラハラ夫のモラハラに耐えることが出来なかった忍耐力のない人間です。
たまたま相手が良かった人が、
「努力が足りないよ。相手にしてほしいと思うことはまず自分からやらなきゃ」
などとほざく奴は出てって下さい。
そんな甘ったれたことで解決出来ないのがモラハラです。
続いて、
婚姻期間別離婚分布
です。
5年未満が1番多いという結果ですが、
驚くべきは1970年の離婚において、なんと半数以上が5年未満で離婚しているということです。
以前は離婚についての世間体も悪かったと思うのですが、
意外にも早く離婚している人が多い、という結果でした。
ちなみに私は約10年で離婚しました。(別居期間2年含む)
最後は、
生活保護と母子家庭
です。
2018年のデータですが、
生活保護を受給している母子世帯は生活保護受給世帯全体の5.3%です。
とか思われがちですがそんなことはありません。
受給していることは悪ではありません。
不正受給は悪です。
みんなそれぞれの事情を抱えて、それぞれ出来ることをやっています。
国の金でラクに暮らしてると思っている方はもう少し現状を知ってから発言をしてほしいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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akari
参考図書:統計でみる日本2021 日本統計協会 2021.1発行 323P 2500円+税
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