第3回面会交流調停1週間前。
私は考えていた。
「子どもの利益」とは何か、と。
面会交流の根本的な考えは、
非監護親(一緒に暮らしていないほうの親)と子が面会することは、子の利益に繋がる
というものです。
(=だから裁判所では、”面会する”ことが前提で話が始まる)
じゃあ利益って何?
なんだか、利益、ってお店のお金関係のことみたいだと感じたので、一応言葉の意味を調べてみる。
利益・・・もうけ。とく。
やっぱそうか笑
いやいや、子どもにとって儲けだなんて意味ではないことは分かっています。
分かりやすく言えば、
「子どものため」ですよね。
冒頭に戻り、私は考えました。
「私の子にとって、父親と会うことはどうなんだろう」
と。
別居した年齢が年齢だったので、父親のことを覚えているか。覚えていたとして、どの程度覚えているか。
そもそも「父親」というものをどういうものとして捉えているのか。
母親のイメージのように、具体的なものでないことだけは確かだと思う。
1.当初、私は自分が「元夫が大嫌い」ということだけで「会わせたくない」という思いでいた。
2.次に私はゆっくり考えた。
それは裁判所に行く度行く度待合室で「子どもにとって望ましい話し合いとなるために」というビデオが流れているからだ。
そこでは、
- 子の前で言い争わない
- 子に悪口を言わない
- 子に相談しない
- 子にこの先どうなるのかをしっかり説明する
- 子のせいでないことをきっちりと伝える
などという内容のものが、エンドレスで流れている。
その中で、
「パパもママもあなたを愛している」
と、言っている場面がある。
確かに子は、親に無条件で愛されなければならない。
だから、親からの愛を感じるということは成長過程において必要なことであることを理解した。
ところが、我がモラ夫はどうだろう?
1度でも自分より、子を優先して何かをしたことがあっただろうか。
睡眠・ゲーム・食事・・・自分のやり方や自分の時間でやることを何よりも嫌った。
それをまさか子どもにも同じ態度を取るなんて妊娠前は想像もしなかった。
「だから離婚したのだ」
「だから離婚に踏み切れたのだ」
子を大切にしない。愛情を持って接しない。
それが私が離婚を決断出来た一番の要因だ。
しかし、それと同時に私の中で葛藤が起った。
離婚理由と、面会交流を拒む理由は同じであってよいのか?・・・と。
そんなことを考えながら、調停準備を進めなければならなかった。
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