離婚調停における面会交流と親権の関係について
前回の記事で私が子供と父親(元夫)が会うことに関する気持ちを綴りました。
父親が”良い父親”で子供が父親のことを好きだったら面会交流についての私の気持ちもだいぶ違ったかと思います。
そもそも「夫として」はモラハラ人間だっとしても「父親として」は良い人間であったなら離婚をもう少し留まっていたかと思います。
私としては「父親として」も最低の人間だったことを逆にありがたみさえ感じています。離婚に踏み出すことが出来たからです。
生後間もない頃から子供には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
- 育休取って遊びに行く
- 子の姿を見ない
- 声すら掛けない
- もちろんオムツ替え、沐浴など知らん顔
これが何年も続いた結果、母親である私が親権者となり2021年、調停にて離婚が成立しました。
離婚調停は私から申立てました。
(離婚調停申立てに関する記事はこちら。
いざ。調停申し立て!の前に・・・ - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~
)
当然離婚調停の中で面会交流についても話は出ますが、簡単に決まらなそうな場合、「面会交流調停」が申立てられていなかったので面会交流に関することは何も決めずに離婚しました。
(調停で離婚に付随する事柄を議論するかについてはこちらの記事に書きました。
)
なので今回、離婚後に面会交流調停が申立てられ話合いが行われる訳ですが、面会交流に関する資料集めは離婚調停を申立てたときから長い間調べていました。
離婚調停で親権を決める際に重要となるのがこの「面会交流についての考え」です。
監護親(これから育てていくほう)がどれだけ非監護親(離れて暮らす親)との面会に関して寛容かということかが親権者を決めるときに重要視されます。
父親・母親両者が親権を主張したとき、(親権についてはまた別の機会に記事にしますが)自分が親権者となったときに「絶対に子供と元配偶者を会わせない」というと不利になります。
※他にも多くの要素があります。
ただ、私は正直私は親権に関しては自信がありました。相手に取られるとは思っていませんでした。
ここは法律に疑問を感じるところでもありますが、現在の日本では「基本的に親権は母親」という風潮があります。それに加え監護実績などを考慮して親権者を決める訳ですがほぼ、ではなく完全に100%監護養育していた私が親権を取れるだろうとは最初から思っていました。(4人、弁護士さんに相談しましたが全員”問題ないだろう”と言って下さいました。)
なので自分が親権者になったあと、どのように元夫と子供との面会について考えているかと調停で話す必要があります。
今度は面会についてですが、現在の日本では
「非監護親と子供が面会交流を行うことは心身の健全な成長に必要だ」
という考えがあります。
つまり面会させたほうが子の利益になる。
面会させろ、ということです。
それをどうにか阻止したいのです。感情ではなく理由と根拠を付けて納得させる必要があります。
難しい手続きになりますが、これから戦っていきたいと思います。
次の記事から準備について綴っていきたいと思います。
ご拝読ありがとうございました。
akari