面会交流にはどんな種類がある?
前回の要点として、
- 親権を決める際に面会交流に対する考え方の寛容さが重要になる
- 子供と非監護親が交流することは子の心身の健全な発達に必要であるという考えが根付いている
といった事が挙げられます。
しつこいですが、元配偶者と自分の関係・子供と父親(もしくは母親)の関係が良好な場合、定期的な面会交流で非監護親(一緒に暮らしていない親)と会うことは子の利益に繋がると私も考えています。
しかし、子供にとって良い親ではなかった場合、それが本当に子供の利益になるのでしょうか?
私は面会交流に関する本と、裁判の判例が載っている雑誌・モラハラやDVなど毒親に関する本などを読みました。
私が感じたその答えは「子供にとって健康面・精神面でマイナスになることも多い」ということでした。
ここで!
子供と配偶者との面会交流をなるべく減らしたいと考えている方!
現在離婚考え中でも離婚活動中でも、別居中でも調停中でも離婚後でもどんな状況でも同じです。
面会を減らす為の「根拠」を集めましょう。
その前にまず面会交流の方法等について考えていきましょう。
- 間接交流
- 行事参加型交流
- 直接交流
おおまかにこの3つに分かれると思います。
まず1.間接交流ですが、手続きとして最も難しいものになります。
子供と非監護親とは直接「会う」という交流はしません。代わりに親が写真や動画・子供が作った作品などを元配偶者に送り子供の成長を伝えるというものです。
場合によっては非監護親から手紙やプレゼントを送ってもいいという約束をしている人もいるかと思います。
※現在、私はここにいます。
次に2.行事参加型交流ですが、学校行事(運動会等)や習い事の発表会などを見に行くというものです。そこで子供への声掛けの有り・無しなど細かく決めてから交流をする場合もあるようです。
最後は3.直接交流です。両親が離婚したことによって離れて暮らす親子が会う、という一般的にイメージされるものかと思います。多くの場合、月1~2回○時~○時までという決まりがあり待合せ場所に監護親が子供を連れて行き、非監護親に引き渡す。帰りも同様、という形です。
これを行うことが難しい親をサポートする「面会交流サポート機関」というものがあり、面会交流を決めるところから入ってもらったり面会場所での引き合わせサポート、終始面会に付き合う付き添い型などいろいろあります。
※その他に携帯のTV電話を利用した交流などもあるようです。
基本的な面会交流の考えは「直接交流絶対主義」なので、3.直接交流の打診から入ります。でも、そこをなんとか2や1にしていきたいんです・・・!
そのために必要なことは・・・?
続きは次の記事に書かせて頂きます。
いつもご拝読ありがとうございます。
akari