調停を申立てられるとこんな書類が裁判所から届きます。
2020年、私は自ら離婚調停(正確には婚姻関係調整調停(離婚))を申立てました。
※申し立てたほうを「申立人(もうしたてにん)」と呼びます。申立てられたほうを「相手方(あいてがた)」と呼びます。
申立人の立場で調停を経験しました。4度の調停を経て、一部「成立」、一部「不成立」という形で終了しました。
今まで自分が申立てたときのことや調停でのことなどを申立人の目線で綴っていましたが今回「相手方」となり再び調停が始まりました。
そう、元夫から新たに調停を申立てられました。
申立てたときには知らなかったことなどがあり、今後は両者の立場で記録をしていきたいと思います。
※相手方になって初めて知ったことがあり、ブログで一部間違ったことを記載してしまったところがありましたので訂正させて頂きました。申し訳ありませんでした。
【調停を申立てられたぞ!】編
①家庭裁判所からやたら分厚い定形サイズの封筒が普通郵便で届く。(私はなんのことかすぐわかりましたがこの時点では調停のお知らせだとはわかりません。)
その前にこれ、書留とかにしないといけない書類だと思うんですけど・・・
だって申立人が書いた(把握している)住所に送るんです。もし引っ越ししていたりして届かなかったらと思うとちょっと不安です。
②開封する。
約13枚の書類と封筒が入っていました。
1)1枚目がまさに「期日通知書」でした。期日通知書とは、”あなたは○○の件で✖✖さんから調停を申立てられたので△月△日△時にどこどこの裁判所に来てください” というお知らせです。
こちらには ”この日で大丈夫か?” という事前の日程の確認などありませんでした。
当日欠席する際の連絡先と、期日近くになってコロナウイルス感染症の疑いがあった場合の対処法は記載されていましたが "日程を変更してほしい場合" という欄はありませんでした。
要はこの日の為に都合をつけろ、ということですね。
2)「調停について」という書面など調停は何か?どのように進めるか?から始まり書類の記載方法などのお知らせが入っていました。
申立てたときはこのお知らせはもらいませんでしたので(もちろん裁判所のホームページに載っていることだとは思いますが)相手方になったほうがある意味調停について詳しく知ることが出来るのかもしれません。
3)申立書のコピーが入っていました。
簡単な事実関係のみが記載されたものでした。申立人の主張などは一切わかりません。
4)こちらが裁判所に提出する書類が入っていました。
- 陳述書
- 答弁書
- 進行に関する照会回答書
- 連絡先等の届出書
- (提出する場合のみ)非開示の希望に関する申出書
- 返信用封筒
(※調停の種類や数によって違いがあると思われます。)
この 4)裁判所に提出する書類について、もう少し詳しく次の記事で見ていきたいと思います。
ご拝読ありがとうございました。
akari