調停への持ち物
③のつづきです。
第一回調停③聞かれることは? - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~
2回目に呼び出しされたときに相手方(調停を申立てた人=私が申立て人、申立てられた人=夫が相手方となります。)の主張を聞きました。
そこで入室してわかったのですが 、夫のほうは「当日に」
「陳述書」「答弁書」「経緯書」及び証拠を提出していました。
それに沿って話を長々としたようです。
(各書類については後ほど説明します。)
夫の言い分では
”自分は妻と子供の為にずっとやってきた。妻が出て行く理由は何もないし、精神的に虐待するという事実はない。つまり理由もなく出ていった妻が悪く離婚する気もなければ婚姻費用(生活費)を支払う義務はない。”
というものでした。
簡潔に言うと、今の段階は
私→離婚したい
夫→離婚したくない
ということになります。
今回の調停で離婚するorしないの結論は出ないので結論の出る可能性のある話に変わります。
つまり話し合いの焦点は離婚「する」「しない」ではなく同時に申立てていた婚姻費用(婚姻中の夫婦は別居していても金銭的に収入の多い方が少ないほうに支払う義務のある生活費)になります。
調停委員「では婚姻費用について決めていきましょう」
となり、現在の双方の収入などの話に移っていきます。
収入の話は⑤に続きます。
その他に
調「離婚された場合、収入はどうするのか・ひとりで育てられる訳がないと相手方は言っていますがそのところはどのように考えていますか?」
など、相手方が調停委員を通して質問をしてきますので自分の考えがあれば答えます。ここでは下手に適当なことを答えるより思いもよらない質問だったら
”ちゃんと考えていること”
”責任をもってやっていくこと”
をきちんと伝えるべきです。出来もしないことを出来ると嘘をついてうまくまとめようとすると後でしっぺ返しがきます。
ちなみに!
稀に1回の調停で話し合いがまとまり調停が終わりになる(成立)することもあるらしいです。
そんなときに必要になる持ち物が、
・印鑑
・自分名義の預金通帳またはキャッシュカードなど口座番号のわかるもの(とあればコピー)
(・養育費の場合は子供名義の預金通帳など口座番号のわかるもの)
です。申立て書などの書類の他に用意しておきましょう。
印鑑は調停が成立したときに判を捺します。
口座番号は養育費や婚姻費用の振込先の指定に必要になります。コピーを持っていっておけばそのまま渡すことが出来、時間節約になります。
あとはスケジュール帳を忘れずに。
次回期日(次の調停日)を決めるときに必要になります。不可能ではないと思いますが、一度決まった日を変更するのは難しいと思います。
⑤へ続きます。
第一回調停⑤算定表って? - 調停離婚しました!~まだまだ離婚戦争中~